フライト体験記

フライト体験記

アラスカ2 セスナツアー

アンカレッジの冬は寒いとか
そんな話ではありません。crying

なんたって、もう北極圏ですから!

オーロラがでる土地ですから。

ですが、各国のエアラインが給油のために
立ち寄るので、大変活気づいてる街でした。

夜、バーにでも行けば
世界中の船乗りならぬ
フライトクルーがわいわいやってます。

航空おタクにはたまらない
光景です。

私はロンドンベースのクルーと(通称ロンちゃん)
飲みに行ったりしていました。
英語のブラッシュアーップ!!

そんな楽しいアンカレッジステイでも
忘れられないのは、
マッキンリーへのセスナの旅

マッキンリー山といえば
かの世界の冒険家
植村直己さんが最後に
消息を絶った魔の山

そこに上空からアプローチしようと
試みたわけです。

でも。。。

なあにい~このちいちゃいセスナcoldsweats02

これで、行くの。。。

かなり不安になる私たち。。。

しかし、レッツゴウ!!との
セスナ機長の掛け声とともに
セスナは海の上を滑走路にして
スピードをぐんぐん上げます。。。

こわいよう!

そして、途中 なだらかな
氷河をみつけて、
ランディングsnow

太古の昔から解けたことのない氷河雪

白ではなく青です
透明感のある青い雪
本当に神秘的shine

中には、ワームと呼ばれる虫がいるって
説明だったけど、本当かしら。。。

さて、では一路マッキンリーへ!!

とおもったら、黒々とした暗雲が。。。typhoon

インデペンデンス・デーのように
おどろおどろしい。。。

機長の顔色がかわったのは、そのときです!!

「Get out  here!!」

イミディエイトリーがついていたと思います。。

こここ、怖い~crying

セスナが飛びたてなくなるような
暴風雨が近づいたようです。

大急ぎで機内に戻り、あわてて離陸
離氷河?しました。

あんなところに、生身の体で登った植村さん。。。
自然は恐ろしいほどの速さで表情を
変えることを体験しました。

あの雲の色は忘れられません。。。

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アラスカステイの思い出

ここのところの寒さが本当に
骨身にしみています。

今まで、こんなに寒かったっけ!?

東京でこんなに寒いなら、
もっと北の地域や
山岳地帯の住人の方々は
どうやって寒さをしのいでいるの?

と疑問が湧いて仕方ありません。

それにしても、東京って損な気候ですよねえ。

これだけ冬が寒いなら、
夏は軽井沢のように
涼しくてさわやか~
なら我慢もできますが、
梅雨はしっかりあるし、
じめじめ~rain

夏ときたら、ヒートアイランド現象で
太陽さまのいじめにあってるかのよう。。。sun

冬は冬で、家屋は暖房の効いた室内はよいのですが、
廊下や洗面所は冷え冷え~

北海道の友人に聞いたら
北海道はセントラルヒーティングで
真冬でも、Tシャツ一枚でアイスが食べられるとか。。。

かたや東京の冬。。。どてら着なくちゃ、こちとらやってれません~

かつて、まだ日本からヨーロッパまで、直行便が
飛べなかった時代。

成田からアンカレッジを経由して
ヨーロッパに向かっていました。

またはモスクワ経由

でも私はアンカレッジ経由が大好きでした。

夏のアラスカは本当にさわやかで
空気にはミントが含まれてそうclover
キングサーモン釣りや
デナリ国立公園にハイキング

おおーっと!!熊には気をつけて!!

いえいえ私たちが彼らのお庭にお邪魔してるんですよねhappy02

野生の生き物の宝庫なアラスカnote
なのにアメリカだから
スタバやマックもあるのよねえ。
映画館も充実してるし。。
おすし屋さんはネタがいいから
めちゃくちゃおいっしいheart04

ステイ先のホテルのプールで
マッキンリーに連なる雄大な山脈
を眺めながらのサウナやプールは
最高でした。それにこの先は大好きな
ヨーロッパが待ってるしshine

そしてそして冬のアラスカ
凍てつく大地
気温は摂氏マイナス30度!!

外では大きく息を吸い込んではいけません、と
先輩に教わりました。

でも真冬は真冬でじっとしてはいない
ステイ先ではアクティブな私。。。
(今とは別人?)

早速、仲良しの同僚とセスナツアーにairplane
このスリリングなツアーの報告はまた次回~

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シチリアの秘密

シチリア料理のお店から
シチリア島を思い出しました。

地中海最大の島、シチリアは、
アラブ人が治めたり、ギリシャ人が
治めたりした歴史があります。

そして、北からやってきたノルマン人が
繁栄を謳歌した時期まであります。
(ノルマン人と言えば、北極圏の国のバイキングですよね!)

そんな複雑な歴史がシチリアに豊かな
陰影を与えている気がします。

古代遺跡との出会いはギリシャの影響。
迷路のような町並みはアラブ・イスラムの影響。

17世紀には、バロックが、
20世紀には、アール・ヌーボーが花ひらき、
まさに、西欧が凝縮された島。
(当時は、こんなに奥深いことを知らずに旅してしまい、
もったいなかったなあ。happy02

歴史を詳しく知らずとも、
神秘的な町並みと紺碧の海のコントラストに、
活火山のエトナ山。

豊富な魚介類とレモンとアーモンドとオリーブが
たわわに実った島。

お料理もとてもおいしい!そんな印象の
シチリア島shine

ブラッドオレンジジュースやからすみ、
いかすみのパスタはシチリアが発祥の地
だったと思いますnotes

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レモンリキュールと独特な柄の時計の
おみやげ。

ヨーロッパを思い出すと遠い目になってしまいます。本当に大好きで、早くまた訪れたいですheart01
それまでは、我が家に混沌とある各地のお土産を眺めて我慢しますhappy02

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パリのホストファミリー

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昨日の日記で、フランスのママは、娘に
「あなたの笑顔はあなただけのものではないのよ」
と教育するお話を書きました。

そのようにして、フランスの少女は、より魅力的な
笑顔を身に付けていくんですね。

私は二十歳のときにパリに数ヶ月間ホームステイをしました。

初めてのヨーロッパshine
初めてのフランスshine
初めてのパリ!shine

緊張する私をシャルルドゴール空港で迎えてくれたのは、
びっくりするぐらいあたたかくて素敵で今も大好きなファミリーshine

先日もそのマダム  マリジョゼから写真が届きましたairplane

60歳近くになってもこの素敵さshine
この夫婦の仲のよさheart04
心底憧れます!!

このファミリーにとっても留学生第一号である私は、
特別な思いがある、と言ってくれます。

とにかくとにかく、とてもとても大事にして頂いた
至福の数ヶ月でした。
マダムは毎日、家族のために胚芽フランスパンを
焼く、お料理の達人で、ご主人のセルジュは
食後はお皿洗いを全部して、ワイン片手に
奥様をひざの上に乗せて、テレビを見る
愛妻家heart04だいたい、とびきりハンサムだし!!

もう、私の理想となっていますshine

動物好きなお二人なので、家は動物園のようhorse

うさぎ何十匹、鳥何十羽、ねこ4匹、犬3匹
といった感じ。私もクレージーに動物好きなので、
うきうきでしたが、鳥嫌いの友人と訪れたときは、
キッチンに放し飼いのオウムがいて、泣いてましたねcrying

そうなんです。ホームステイ後もフライトでパリに
行くたび、また、プライベートでもたびたび訪れ、
ハネムーンでも立ち寄りました。
娘が生まれて、9年間我慢していましたが、
いよいよ今年か来年には、再会を果たしたいと
思っていますnotes

それに、なんといってもびっくりだったのは、
ご夫妻の次男がエールフランスのパイロットに
なったこと!!

ひょうきんで、おっちょこちょいで、
ちょっとプレイボーイ風なローランが!?
と、いまでも信じられなくて。。。coldsweats01

遥かヨーロッパの彼方に住んでいる
宝物のような家族です。

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ハドソン河不時着

先日、アメリカで起きた航空機事故

ニュースで奇跡の不時着とありますが、
まさにそうですね。

乗務員になるためには、さまざな訓練が行われますが、
緊急時における訓練が一番厳しいものです。

訓練センターにある実物大の飛行機の模型を
つかい、徹底的に行われます。

笑顔などまるでなく、教官も険しい表情。

煙が客室に発生したら、エンジンから火が見えたら、
高度が突然変わり、急降下し始めたら、
その上ランディングしたのが、海の上だったら、

など、あらゆるケースを想定して訓練が
行われます。

採用試験では、爽やかな笑顔ももちろん大事ですが、
緊急時に、いかにてきぱき動けるか、という
俊敏さもチェックされます。

今回はまさに その訓練を活かす場だったわけですね。
(活かしたくありませんが。。。)

二基のエンジンが停止したのは鳥の衝突だったようです。
本当に大きな鳥だったのでしょうね!

キャプテンは空軍士官学校卒業後アメリカ空軍にいた
ベテランパイロット。キャプテンになるほどの方なら
テクニック、人格ともにものすごく秀でているはずですから、
はかのキャプテンでも同じ決断をした可能性があると
思いました。

しかし、一時間もの長い間、機体が浮いていられたのは
、よほどランディングが上手だったと思うので、
ここはベテランの技だと思います。

私達は機体が五分程度しか浮いていられないと想定して
訓練しました。五分で500名近いお客様を
救命ボートに乗せるのです。

訓練所のモックアップの飛行機はなんと
プールに浮いてます!

照明を消され、真っ暗なプールを泳いで
ボートと飛行機をつなぐロープを切る!
なんてこともしました。

笑顔に隠された、乗務員の安全に対する使命感です。

また、コックピットクルーの方々の安全に対する
真摯な思いもいつも身近に感じていました。

どうぞ、飛行機を利用されるときは
値段だけに惑わされず、選んでくださいね。

安全な航空会社は私達消費者の目がつくると
信じています。

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パリの時計職人さん

旅行ではなく、フライトで行くのに一番好きな街は

パリshineでした。

クルーのなかでは、フランス派とイタリア派に
分かれていました。

私はヨーロッパは田舎が好きheart

でも、フライトでは大都市に行くことが多いので、

ヨーロッパではミラノよりもパリが好きでした。

パリ便のことは、ごほうびフライトとも呼ばれてましたね~

南米便やきついパターンのフライトでは
なぜか発熱?などして欠勤するクルーがいたのに
パリ便ではいない不思議。。。

私は学生時代 パリにホームステイshine

というおそろしく幸運な機会があったため
パリにはホストファミリーがいるので、
大好きなそのファミリーと犬に会うため
フライト先のホテルに到着すると
仮眠もとらずにファミリー宅に直行して、
ステイタイムを過ごしていました。

この話は私の心の宝物shine

また ちょくちょくお話させてくださいね。

さて、パリにあるオブレイという時計屋さん

時計職人さんがひとつひとつ手作りをするお店。

薄いピンクの革バンドのものを当時購入しました。

今もまだ元気に動いてくれてますよnotes

Photo_2

ヨーロッパにはこういった手作りの老舗のお店があり、

立ち寄ることができたのは、とても幸運でした。

今でも手につけると、ほのぼのとした、お店や職人さんを

思い出し 温かい気持ちになれるのです。

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ダイアナ妃

先日 日本の皇室について
私が、大事にしている気持ちを書きました。

今日は、「英国の薔薇」と称されるダイアナ妃についてheart

チャールズ皇太子との世紀のロイヤルウェディングに、
私も魅了された一人ですcrown
当時はまだ思春期真っ只中でした。

ディズニー映画のプリンセスそのもののダイアナ妃の
華やかな美しさと セントポール寺院の厳かさは
わすれられませんshine

さまざまな噂のなかで離婚し
そして亡くなられた ドラマチックでさえある人生。

私が一緒にフライトしたイギリス人クルー
からきいたお話を少し。。

脈々と流れる大英帝国の王家の血は、
チャールズ皇太子よりもダイアナ妃の方が濃いらしいこと。

時代を遡ると 今の英国王室にはドイツ貴族の血が
はいっているが、ダイアナ妃生家のスペンサー家には
生粋の英国王室の血が受け継がれている、など
日本人の私には、へえ〜!と驚く話でした。
だから、イギリス人はあんなに妃を愛しているのかな、
などと思ったりしました。

ダイアナ妃は離婚に際して、ハーロイヤルハイネス
(皇太子妃)の称号は返すけれど
プリンセス オブ ウェールズの称号は譲りませんでした。
英国のプリンセスではあり続けたいと望んだのですheart

そして、今度はフランス人の友人から聞いたお話。

セーヌ川に沿って走るトンネルの中で事故は
起きました。
私も何度も通ったことがあります。

まっすぐな道での事故に多くの
フランス人は不思議に思った といいます。

ここからは、ちょっと言えませんが、
フランス人ならではの見解に

ふ〜むcoldsweats02

と、うなりました。

真相はともあれ、亡くなってからも、
より一層、輝きを増し、世界中が忘れられない

イングランドローズshine

|

青の洞窟

地中海に浮かぶカプリ島にある

青の洞窟diamond

海からしかアプローチできない所に
この洞窟はあります。

なんとなんと何回も船を乗り継ぐのです!

だんだんと小さな船へ~

陽気なイタリア人船頭さんを
よそに、不安はつのるばかり。。。

だって、波がものすご~く高くて、
ボートが木の葉のように揺れるのよ~coldsweats01
そして、洞窟の入り口が見えました。

小さいい~sign03

あんな穴にはいれっこナイじゃない!

と恐怖におびえたのもつかの間
なにやら、叫び声が。

イタリア語で ふせろ!?

怖くて目をつぶり、伏せると一気にボートは
洞窟の中へ。

中はですねえ、もうサファイアshineですね。

太陽の光が 海の底から、紺碧の海の色を
まとって、洞窟内に反射してます。

ものすごい紺碧色

美しい~heart

船頭さんのオーソレミーヨnoteもいい歌声。

絶対にまたあの色を見にカプリへ行きたいheart04

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一番好きな場所 カプリ島

世界中を仕事や旅行で訪れましたが、

では、どこが一番好きかとたずねられたら。。。

どこの国も街も魅力があり 答えに悩みますが
なんでも、一番好きなものheart01を決めておくのが
好きな私は、決めましたよ~

カプリ島shine

退職のときに
私はラストフライトをローマ・ミラノ線と決めました。
一番仲のよい同期がお休みを取り
客席に搭乗してくれて 一緒に
イタリアステイを楽しむことになりましたheart01

このとき、ローマから憧れのカプリ島に
観光に訪れたのです。

ローマステイは三泊でしたから、十分
足をのばせました。

電車に4時間ほど揺られて まずナポリへ。

ところで、熱海は日本のナポリと称されますが
本当にそっくり!coldsweats01

パッと見はそっくり!

ま、気を取り直して。。。

船に乗り~ship

着いたカプリ島の港

小さい港でしたねえ。が、風情があるぞ。。

そこから、ケーブルカーらしきもので丘をあがると!

トレヴィア~ンshine

なんとも幻想的な風景が広がりました。
どこまでも青い青い紺碧な海

この青さは南の島でも北極の海でもなく
地中海の青 まさしく紺碧shineという表現しか
あてはまりません。

そう!紺色(サファイアの色spade)と碧(緑ではありません。
エメラルドの碧club)の溶け合った色です。

この色は、世界でも地中海でしか見たことが
ありません。

カプリ島には有名な「青の洞窟」があります。

青の洞窟 のお話はまた次回いたしますね!

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はじめてのニューヨーク便

NY便には特別な思い入れがあります。

乗務員になる前にボストンに1年間
留学していました。

ボストンから東京に帰国するときは
NY経由でしたし、
週末もたびたびNYに出かけていたからです。

NYは雑然としていますが、とても
気持ちがパワーアップする街です。

私は個人的には、西海岸よりも
東海岸が好きです。

留学先から日本に帰る時、
航空会社の新卒採用試験を
間近に控えていました。

トランジットとショッピングもかねて、
二泊したNYマンハッタンのホテルから
JFK空港に向かうバスがブルックリン橋
にさしかかりました。

後ろを振り返るとマンハッタンの摩天楼
が見えました。

心に誓いました。

NYの街 待っていて。
私は、必ず採用試験を突破して
次は仕事でこの橋を渡ってくるから、と。

そして、誓った通り、制服を着て
マンハッタンに来る日が本当にやってきました。

偶然 仲の良い同期と一緒の
フライトで、NYに来る度に
乗っていた マンハッタン遊覧ヘリコプターに
また乗ることにしました。

これは、なんといっても夕暮れがおすすめです。

薄紫に光る摩天楼が、ため息がでる程
美しく、陽が沈んだ後は、きらめく夜景に
その姿を変えます。
どんな宝石箱より美しい。。

そのときのフライトは、ちょうど
ボーナスのあとで、初めてNYに
フライトで来た記念に、一生ものの
時計を買うことに決めていました。

仕事上、フェイスのガラスがじょうぶな時計で
秒針がついていることが必須でしたので、
スイス製ロレックスにしました。

しかし、ただのロレックスではありません~

NYのティファニー本店でしか扱っていない
ティファニーのダイヤモンドがあしらわれた
テンポイントのロレックスshine
フェイスにはロレックス ティファニーの
ダブルネームが!
私と苦楽をともにしたこの時計は
今も本当に宝物。

そして、NY便にはこののちも
たくさんの出来事が起こるのです。

数々の思い出はまた!

|

機内アナウンス

機内アナウンスには
ハプニングがつきものですが、

印象に残ってるのを、
いくつか。。。

国内線では、富士山が
見えるとアナウンスを
入れることが多いです。

あるときの新人ちゃん

皆様にご案内いたします。
ただいま、右手に
富士山がお見えになりました。

happy02

え!?

富士山も飛んできてしまった!?
アナウンスするなら、富士山がご覧になれます でしょう〜

|

南米便2

乗務員にとって、南米便は
体力的にも、また日本を長く離れることで、
精神的にもきついフライトですが、
感動は帰国便の時に起こります。

広く知られているように、
ブラジルには、日本からの移民の方が
たくさんたくさんいらっしゃいます。
その方たちは20代30代で祖国を離れ、
海を渡ってから、数十年門もの間
帰国ができないでいました。

土地がやせていて、肥沃ではなかったため、
農作物が思うように取れず、
暮らしに余裕がなかったためです。

どれほど、帰りたかったことでしょう。
その気持ちを思うと
万感せまるものがあります。

ブラジルに移民した日本人の多くは、
飛行機に乗るためのチケット代が
なかなかたまりませんでしたが、
せめて、日の丸、鶴のマークが見たい、と
空港に度々訪れたそうです。
そして、展望デッキから、駐機している日本の
旅客機を見て、涙を流したそうです。

やっと、チケット代がたまった頃、
すでに、60代70代となっていました。

サンパウロからの帰国便の
ブリーフィングで当時のパーサーは
おっしゃいました。

通常は、いらっしゃいませ、と
お客様をお迎えしますが、
今日は、何十年ぶりに
日本に帰国される移民の方々が
ご搭乗されます。

おかえりなさいませ

と、お声がけしましょう、と。

わたしもそのようにお客様に
お声がけしました。

すると年老いたどのお客様も
ただただ黙って涙ぐまれるのでした。

そして、離陸。

機内はいつもに比べて、かなり静かです、
どなたもお水一杯リクエストされないのです。

長い間のご苦労がそうさせるのでしょう。
ひたすら我慢されるのです。

ですから、私達はいつも以上に
神経を集中させて、
のどが渇いていらっしゃらないか、
おやすみの時には、
お座席の背が直立になっていないか、
気をつけてサービスにあたりました。

太平洋から日本の陸地が見えたとき
機内アナウンスが入りました。

長い長い空の旅
お疲れ様でした。
ただいま当機は日本の上空
に入りました。

みなさん、窓を食い入るように見つめて
また、涙を流されていました。

乗務員も一同 涙です。

乗務をしていると
歴史の一端を身近に感じます。

|

南米便

日本からフライトした時、一番遠いのは、南米です。
ブラジルのサンパウロまでは、ロサンジェルスを
経由して、30時間近くかかります。

乗務員にとってもかなりかなり
ハードなフライトなので、
一年に一度ぐらいしか
アサインされません。

もしも、体調が悪い、
などキャンセルしたとします。

必ず、南米返しをされます。
一ヶ月以内に必ず、
また南米フライトが入ってきます。

逃げられないのです
どこまでもどこまでも
ついてきます。

ちなみにサンパウロへのフライトの
あとはパリかローマ便です。

ごほうびフライトというわけです。

これほどまでに大変なブラジルまでのフライト
恐れられているわけは
もうひとつ、あります。
日本を二週間も離れるのです。

仮に12月22日に成田を出たとしましょう。
帰国は1月4日です。

クリスマスもお正月も終わっているのです。
南米に行ってる間に恋人にふられた
という泣くに泣けない話は
よく聞きました

え~ん、と泣いても
遅いのです。

彼は日本で合コン三昧だったかもしれません。

そして、ロスに二泊して無事サンパウロに
着いても、治安があまり良くないので
一人で外出は禁止です。

グループの仲間達とおしゃべりしたり
トランプしたり、ビデオを見たりして、
長い長いステイを過ごすのです。

けれど奥が深い南米便

感動は帰国便でおこるのです。

また、続きを書かせて下さい♪

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オーロラ

客室乗務員時代は国際線でしたので、
一ヶ月に大体6か国から7か国にフライトしていました。
特に私が好きだったのは、ヨーロッパへのフライト

夏は緯度の高いコペンハーゲンの上空からロシアに向けては白夜に。
太陽は沈まず、地平線を太陽が真横に移動していく様は本当に幻想的です。

真冬には運がいいとレニングラードから北欧にかけての上空で
オーロラをみることがあります。

新人の頃、お客様へのサービスが終わり、
お客様が寝静まった頃、コックピットへ入ると。。。

絶句。。。!!

光輝く七色の巨大なカーテンのようなオーロラが、
しかも幾重にも目の前に現れたのです!

宇宙スケールの天体ショーに圧倒されました。

キャプテンも人生はじめての素晴らしいオーロラだと言っていました。

乗務員になり、本当に良かったと感動したフライトでした。

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キャプテンのラストフライト

七年間の乗務人生のうち、何度かキャプテンの
ラストフライトに乗務したことがあります。

今でも忘れられないのは、コペンハーゲンから
アンカレッジを経由して、帰国する便でのこと。

機内が暗くなり、お客様が寝静まった頃
異常がないかどうか機内をいつも通り巡回するキャプテン

客室をウオッチしていた私の前で、
ぽそっと、しかしはっきりとした口調で

走ったら、まだまだ若いものには負けないんだけどなあ
飛行機に別れを言う準備がまだできないよ、と。

本当に心から飛行機を愛している純粋な少年のような
つぶやきに私も胸がいっぱいで、
何も言えなくなってしまいました。

そして、北極圏上空で入ったキャプテンアナウンス

飛行状況、到着地情報の後に

お客様、、、わたくし事ではありますが、
本日で60を迎え、ラストフライトとなりました。
この大好きだった真っ白な大地を見るのも最後となりました。
今後もどうぞ飛行機を愛してくださり、
ご搭乗いただけましたら、大変幸せに思います。

私も涙をおさえることができませんでした。 

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ミッドタウンと六本木ヒルズとローテンブルグ

集まりがあって、東京ミッドタウンにある
ボタニカというレストランに行きました。
ボタニカはテレンス・コンラン候が
プロデュースしたお店です。

一歩、店内に入り。。。
素敵~shine
相当 洗練されたインテリアだと
思います~さすがコンラン!

インテリアに負けず、お料理も
洗練された美味しさで感激heart04

できたばかりの頃は???な
噂もありましたが、完全に改善されてますね~

その後、ミッドタウンから六本木ヒルズへ。

はしごhappy01

ヒルズを歩いていたら、おや!?
なにやら、見覚えのある感じの
クリスマスのお店が広場に。

ローテンブルグのsign02

お店の方に聞いたら、まさにそうでした。

今年はネイティビティーという
聖劇さながらのキリスト生誕の
レプリカを探していましたが、
どのお店も10数万円もしていて
あきらめていました。

しかし、10分の1じゃないの!
しかも、今まで見た中で一番素敵heart02

時間がなくなり、購入できなかったので、
週末またいこ~heart04

ところで、ローテンブルグはドイツの
ロマンティック街道にある街ですが、
私はフュッセンとならんで、もっとも
好きな街です。

中世から時計の針が止まってしまった街

クリスマスシーズンにフランクフルトへの
フライトが入り、ステイの間に
フランクフルトから足をのばしました。

真冬のドイツ 厳寒です。
でも寒さを忘れるほど魅力的な街でしたshine

その忘れられないローテンブルグの
お店と、東京でまた
出会えるなんてshine

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ファーストクラスのオードブル

ファーストクラスのメイン料理のお話
が出ましたので、オードブルの話を。。。

今はなくなったようですが、
以前はオードブルにキャビアが
出ていました。

それもそれも

てんこ盛り!!heart04

お客様には、

「お客様、キャビアは
フランス式ロシア式
どちらにいたしましょうか。」

とお聞きいたします。

フランス式はみじんぎり玉ねぎと
ゆで卵を白身 黄身それぞれを
こまかくしておき、
キャビアと盛り付けて
召し上がっていただくスタイル
マリアージュには、もちろんシャンパーニュをshine

ロシア式はブリニと呼ばれる
ロシア風パンケーキとサワークリーム
とともにサービスいたします。
冷凍庫にいれられたロシアンウォッカとの
マリアージュheart01   アルコール度数が
高いため、もちろん凍りません
さすが、ロシアのお酒!

余談ですが、このブリニ
もっちりしていて、そのまま

食べても美味しいの。
私はだあ~い好きhappy01

で、あるとき、ホノルルステイの時に
ウィリアムソノマで見つけた
ブリニ専用フライパンを購入しました。
重かったなあsweat01

このキャビアはカスピ海のチョウザメの
卵で今はほとんど捕れない
素晴らしいキャビア!!

それをてんこ盛りでサービスなんて
贅沢過ぎます

動物愛護協会な私は捕られなくなり
ほっとしてる面もありますが、
あのねっとりとした濃厚な味わい
は忘れられません。

ちなみにクルーはサービス終了後
あまったキャビアをご飯にのせて
キャビア丼にしたりしました。
通なファーストのお客様は、ご存知で、
「ぼく、フランスでもロシアでもない
キャビア丼で頼むよ、」と
おっしゃられていましたnotes
マリアージュは日本茶!?

以上な点からお分かり頂けるように
ファーストクラスを利用される
お客様はワインからキャビアの
スタイルまで知っていなくてはならないのですねshine

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ファーストクラスのローストビーフ

3000メートル上空での空の旅

巡航高度に達した機内では、
食事の準備が始まります。

長距離路線のファーストクラスでは、
アペリティフから始まり、
オードブル、それにあわせたワイン
スープ メインへと続きます。

メインは魚、お肉は二種類から選べましたが、
今日の一種はローストビーフ
それもただのローストビーフではありませんよ~

ビーフウエリントンshine

これは、ローストビーフのまわりに
フォワグラを塗り、黒トリュフを散らし
さらに上からパイ生地で覆い
旨味をぎゅう~っと閉じ込めたお料理

とってもとっても美味しいのです

これをワゴンにのせて
お客様の目の前で切り分けて
サービスするのですが、
機内は少々ゆれることも
ありますcoldsweats01

よろっとした拍子になんと~

ビーフちゃんがごろん!と床に。。。

顔面蒼白な私に、チーフは

あ、これは下げて、
もうひとつの方をオーブンから
持ってきて、と。

平然とおっしゃいました。

もちろん、通常ひとつしか搭載はなく~

ギャレーでふきふきsweat01

チーフのアドリブで切り抜けましたcoldsweats01

今は時効なおはなし。

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